【ビジネス】アドネットワークとかアドエクスチェンジとか、そんなインターネット広告のこれからについて起きるいくつかの事柄 その2

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雪降りましたね、雪!

すごいですね、関東に積雪。敦煌に辟易、みたいですね。そんな言葉も意味もないんですけど。韻を踏んでみただけです。ご清聴ありがとうございました。街角美人です。

さて、表題の件について。その2になってはいますが、その1をお読みになった方はすでに少ないのではと思います。もう、それくらい更新が開いてしまいました。ときの経つのは、早いものですね(←言いたいだけ)。
さてその1では、水面下ではしっかりと盛り上がっている感のある「アドネットワーク」やら「アドエクスチェンジ」やらの理解の導入部でした。枠をまとめて販売していた「アドネットワーク」が時に割に合わない値付けになることがあり、そんな状況のなかへ市場原理を持ち込んだいわば証券取引所である「アドエクスチェンジ」が登場するも、いまいち盛り上がりに欠けている、というお話をしました。

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そんな、涙なくては語れない広告枠たちの前に、突如として現れたのです。禁断の伝説のスーパーヒーロー、「オーディエンスターゲット」が!!!

テクノロジーの進化により、いままでは広告枠を買い付けることでその枠に対し広告を配信していましたが、新しく登場した「オーディエンスターゲット」の概念ではその対象が“枠”ではなく“人”になっていきます。その広告枠に触れた人はだれか、ということを認識し、ターゲットに設定した人がその枠に触れたときにのみ広告を配信する、というなんともステキなシステムです。

このシステムを利用すると、ターゲットにのみ広告を配信することができ、いままで無駄になってきたインプレッションを大幅に間引くことができるようになります。言い換えれば、広告の配信精度が成果に対してとても高くなる、ということです。インプレッションを間引くことが出来れば、余計な出費を押させることができる。広告主としては、こんなにいいことはありません。
しかし、精度を高めた配信というのは成果に近いわけで、前回でお話した「アドエクスチェンジ」は証券取引所であるためにここで市場原理が働き、他社の広告(正確にはビッディング)と競合することになります。ターゲティングすることでインプレッションの数は減少しますが、その単価は上がっていきます。このバランスが、その1に出てきた市場原理の正体です。

こんなにステキなオーディエンスターゲットですが、じつはいろいろな問題をはらんだ配信方法であるということも、同時に考えなければいけません。

そう、オーディエンスをターゲットするということは、インターネットを閲覧するユーザーを識別して広告を配信するわけで、クッキー情報からユーザー属性を認識してターゲットしたり、時には個人情報に限りなく近いIPアドレスをもって行われることもあります。

個人情報の取り扱いについては、アドテクノロジーの発達しているUSでもとてもデリケートな問題と認識されています。もちろん日本でも、その取り扱いには細心の注意が必要なのはご承知のとおりです。

アドテクノロジー業界には、テクノロジーの進化とともに個人情報保護を含むターゲティングモラルやルールの整備も早急に必要と考えています。それは、私を含む一般のユーザーが個人情報と引き換えにどこまで利便性を享受するのかということにも掛かってきます。

なにも知らないままにターゲティングされ、公平と思っていた情報はいつしかパーソナライズされたものとなり、それは便利かもしれないけれど、神のみが可能であった“与える光”と同義である“与える情報”の選別を人間が人間に対して行うことは、それは一歩踏み違えれば大いなる侮辱となるのではないでしょうか。

なんだかワケわかんないかんじになってきましたが、テクノロジーはこんなに進化しています。次は、ルールやモラルを構築していく私たち人間がシンカする番なのかもしれませんね。

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